魔公子の日記

同人サークルRED RIBBON REVENGERのサークル情報他、台湾、香港、韓国、中国、ヨーロッパなどの旅行日記、日々の戯言などw

ハルノクニ最終回

先週のサンデーは…
(以下ネタバレありです)


ジャッキーチェンとはまたオイシイところを突いてくる「ハヤテのごとく!
彼の映画は好きなのでほとんど観ていました。
最近の作品はさすがに年のせいかアクション性が弱くなっていますが
それでもあの動きは只者じゃあありません!
香港返還の時には日本に来てくれるという話もあったのですが
結局ハリウッドに行ってしまう事に…。
是非日本で頑張って欲しかったんだけどなぁ…


…で、ハヤテ君はジャッキーにはなれなかったと(笑)
「あ〜…」のシーンは涙すら誘いました。ホントになんて不幸なんでしょうハヤテ君。
もっとも、これで幸運続きのモテモテボーイだったら
それはそれで面白くないのでしょうが…


ラストのマリアさんの貴重映像は
もう少し時間が早ければ!!
成長の記録というからには着替え中の映像を! と思うのはボクだけではないはず。
マリアさんは消去しようとしていましたが
「真実は消すことはできない」と今日の『相棒』の犯人の方が言っておりましたですよ?



そして「ハルノクニ」は最終回。
続きは語らず、それは「この国」の人々次第という終わり方でした。
個人的意見としては、もっと続けて色々な展開を見せて欲しかったですし
物語としてのこの国の決着も見てみたかったのですが
問題提起としては充分な内容の作品だったのではないでしょうか。
特に榊総理というキャラクターによって、一歩踏み込んだ内容を描いていたのは
大いに評価すべきところかと思います。


ハルと榊、それぞれの主張は「理想と現実」という言葉で括れるほど単純な事ではありませんし
どちらもこれからの日本にとって必要不可欠な要素であると思います。
どちらの「豊かさ」も手に入れられない『真の三等国』になることだけは
まったくもって御免ですね。
そうならない為の最低限の努力と判断力は持ち続けなければなりません。


しかしこの作品の最終回が奇しくも
山積みの問題を後回しにして教育基本法改正案を強行採決した日と重なってしまうとは
本当に皮肉なものです。