さぁ! 懺悔の時間だ!!
ごめんなさい。ボクは大ウソをつきました。
そう、あれは引っ越しの見積もりに業者さんが来た時の話です。
ついでなので、少し余っていた在庫本を処分してもらうことにしました。
で、どのようなものかと聞かれたので…
魔公子「普通の本ですよ。
ただ、表紙がちょっと加工してありますが(PP加工のこと)」
業者 「魔公子さんは執筆関係のお仕事でしたよね。ご自分で作った本ですか?」
魔公子「ええまあ」
業者 「表紙の加工と言うのはどんな感じなんでしょう? 宜しければ1冊お見せ頂けますか」
魔公子「いいですよ。確か隣の部屋に…」
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いいわけないじゃん!!
表紙触手だらけだよ!!?
しまった…ついノリでOKしちゃったけど、うちの本を見せるわけには…
そうだ! 友人の同人誌を自分のだと言って見せちゃえばいいんだ!
ではでは、ちょうど机の上に置いてあったAかざわREDさんの本を…
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だめじゃん!
触手が幼女になっても
なんの解決にもなんないって!!
じゃ、じゃあその横にあるT菜しんの君の本を…
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だめじゃん!
こんな甘々でラヴラヴな恥ずかしい話
目の前で読まれちゃ、こっちが死んじゃうよ!!
な、ならばさらに横にあるK原みずきさんの本を…
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だめじゃん!
みっしー鼻血吹きすぎ!!!
どうしよう…。俺には「触手」「幼女」「恥ずか死」「鼻血」の選択肢しかないのか…?
あ、あった! たいれるさんの本がちょうど手元に!!
ありがとうたいれるさん! これならば…
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魔公子「お待たせしました。これがその本です」
業者 「ほぉほぉ。これが魔公子さんがお描きになった本ですか」
魔公子「ええそうです」
ウソです。自分のは見せられません…
業者 「4コマ本なんですね。魔公子さん4コマがお得意なんですか」
魔公子「ええ得意ですよー。いつも描いているので」
ウソです。
いつも描いているのは触手と裸の女の子です…
業者 「表紙はCGなんですね。CGができるなんてスゴイですねー」
魔公子「あっはっはっ。それほどでもないですよー」
大ウソです!
自分の本ですら、たいれるさんに塗ってもらってます…
ああああ、ボクはとんでもない大ウソツキです! たいれるさんごめんなさい!!
それと業者さん。箱の中身は見ないで処分してくださいね。
マジで…。