「ノウイング」と「天空の城ラピュタ」
昨日の日曜洋画劇場は「ノウイング」でした。
(ここから先はネタバレを含むので
まだ観てない人で、これから観る予定の人は
ご注意ください)
この映画、たまたま地球滅亡の予言を知ってしまった
主人公(ニコラス・ケイジ)が、人類を救うべく奮闘する話なのですが…
ラストは地球が太陽フレアで丸焼け
ニコラス死亡、人類全滅!
というビックリな展開でした。
案の定ツイッターでは
「救いようがねーよ!!」
「ニコラス死んでるしw」
「2時間半観て全滅ENDかよ!!」
などの悲痛なコメントがw
実はニコラスの子供とその友達は予言者である宇宙人に救われていて
別の星で新たなアダムとイヴになる、というラストシーンがあるのですが
この部分のほとんどがカットされていてしまっているんです。
(ほんの一瞬映りますが、夢や幻想のようにも見えてしまう)
なので映画館で観て内容を知っていた人達は
「一番肝心なところを…」
「おいおい、そこカットしてどーすんだよ!?」
「これじゃただの鬱映画だろ!」
と、やはり悲痛なコメントがw
これを見ていて思い出したのですが
来週の金曜ロードショーでも放送される「天空の城ラピュタ」
もう何回も放送されている名作中の名作ですが、一回だけ
大幅にカットされて二時間に満たない長さで放送されたことがあります。
途中の場面もかなりカットされていたのですが
何よりEDの「君をのせて」が全てカットされていて
パズーとシータが海賊のみんなと合流した直後に終わってしまいました。
こんな感じで↓
シャルル「何しろ時間が無くてよぉ」
みんな「アッハッハッハッ」
完
いくら時間が無いからってこれは無いだろ!!
シャルルのセリフは番組プロデューサーの代弁か!?
と、呆然とした記憶があります。
案の定、TV局にも文句が殺到したようで
これ以降、ラピュタのEDがカットされることはありませんでした。
TV放送での映画ってラストをバッサリカットしちゃうのが多いのですが
やはり最後まで見せて欲しいものですねw