今回の旅行最大の目的と言っても過言ではない目的がコレ!
今はなきソビエト社会主義連邦で建造された
退役後、スクラップとして韓国に売却されたのですが
後に中華人民共和国の手に渡り、テーマパーク化したという
なかなか数奇な運命の軍艦です
冷戦時代はソ連太平洋艦隊に配備され
度々対馬海峡に出没しては日本を騒がせた事もあります。
まさかそれに乗艦できる日が来るなんて・・・!
雨が降っているのがちょっと残念ですが。
…と艦尾の真下にボートを入れて釣りしてる人がww
いよいよ乗艦です! ワクワク!!
艦内に入るといきなり売店だらけで笑ってしまいましたが
順路を進むとミサイルや魚雷がゴロゴロと。
そして飛行甲板へ! 広い!!
空母(正式名称は重航空巡洋艦ですが)の飛行甲板なんて初めてですよ! 感動です!!
しかも甲板に出たら雨止んでるし。
戦闘機も真近で見られました。しかも触れるし。これはMig-23かな。
艦載機ではないですが、冷戦時代のソ連空軍の主力戦闘機です。
可変翼が時代を感じさせます。
こちらはハインド。
対戦車戦闘もこなせる兵員輸送ヘリです。
映画「ランボー怒りのアフガン」で敵の大佐がランボーと一騎打ちしたヘリですね。
当時の風潮は、アフガン正義! ソ連悪!! だったのですが
そのアメリカが10年後にアフガンに攻め込むなんて夢にも…。
そう言えば、イランイラク戦争の時にイラクを援助していたのもアメリカでしたね。
用済みになったら、みんな悪のレッテル貼ってポイですか、そうですか。
雨ざらしのせいで朽ちかけてるのが残念でしたが
これはこれで戦場の悲壮感みたいな雰囲気が出てました。
艦前部には大量の艦載兵器が。
艦種が航空巡洋艦だけに、対艦、対潜、対空兵装も充実しています。
旧日本海軍の最上や伊勢、日向みたいな感じですね。
もっとも、実戦時にはどう活躍できるのかは分かりませんが。
飛行甲板がでかければ、艦橋もデカイ!
しかも中に入れるんです!
ミリオタ友人がここにいたら
「二時方向に敵機三!」
「面舵いっぱい!」
「おもーかーじ!!」
とか一緒に叫びだしそうですw
飛行甲板を見下ろす艦橋後部の張り出し部分。
発着指揮所でしょうか。
再び艦内へ。
指令室なのか、色々な機器類が置いてありました。
当時のものそのままなのかは不明ですけど。
アトラクションもあったり。
艦橋からの映像がスクリーンに映し出されて
敵機が次々と襲いかかってきます。
ミサイルが命中する度に床が揺れてみんな大喜びw
最後は一際大きく揺れて撃沈されましたww
ミサイル格納庫も。写真からは分かりづらいですが、結構な高さです。
おや? このマークって…
艦長室や士官室、医務室やシャワー室など。
艦長室はホテルのエグゼクティブ並ですね。
艦内には空母歴史館っぽいものも。
各国の空母の模型(200分のら1くらい?)があって、連合艦隊の空母も一通りありました。
ディティールがちょっと甘かったですがw
格納甲板には本艦の艦載機、フォージャーらしきものもありました。
英国のハリアーと同じで垂直離着陸ができる艦載機です。
こんな感じで数時間艦内をくまなく探索してきました。
とっても楽しかったです!
ホントに冷戦時代では考えられない体験でした♪