前半と後半でここまで内容が…
6月は多くの番組が最終回を迎えましたが
逆に終わらなかったのが「ヒーローマン」
日米合作みたいなのですが、前半と後半の内容がものすごく違います。
前半は『主人公が偶然手に入れたヒーローマンの力で悪の宇宙人と戦う』
という極めてアメリカらしいヒーローものだったのですが
後半は…
ヒーローマンの力を軍事利用しようとする合衆国政府は
報道機関を利用して、主人公達を宇宙人の残党と喧伝。
軍を動員して徹底的に追い詰めます。
1人、また1人と軍の手に落ちていく主人公の仲間達…。
いや、ある意味ものすごくアメリカらしいんですけどね(笑)
夜6時からのアニメなので、一応子供向けだと思うんですけど…。
「なんで僕達がこんな目に…」と落ち込む主人公に対して
仲間の教師のセリフが
「我々を悪だと定義しておけば、いざという時に徹底的に叩きのめす口実になる。
政府のやることだ。今さら驚きはしないさ」
これ、ゴールデンタイムの子供向けアニメだよね!?
こんなに生々しくていいの!!?
子供のうちから大人の醜さを教えておこう、という趣旨なんでしょうか?
「オレ正義! オマエ悪!!」のアメリカが
よくこんなの作ったなぁ…と思ったら
どうも原作がアメリカ人みたいですね。ウィキペディアには
『勧善懲悪もののストレートなストーリーに原作者の影響が強く現れている』
と書かれていますから、後半は日本オリジナルの話なのかも。
だとしたら、後でアメリカから文句が来そう…。