カイジ感想の続き
前回の日記でカイジの事について書いた後
ネットで少し調べていたのですが…
ラストでカイジにお金を渡す黒服の男
通称「優しいおじさん」のあまりの人気っぷりに
思わず笑ってしまいました。
こんなに人気あったのか…。
確かにイイ奴ですけどねw
それともう一つ気になったのが
兵藤会長が前に言っていたセリフ
「以前は困っている人間を見捨てられず
助けようと金を貸していたが
幾度も裏切られてきた」
会長も昔はカイジと同じようなお人好しだった?
そして散々裏切られてきた結果が、今の異常で残忍な会長を生み出したのか?
そう考えると、会長がカイジにこだわる理由というのも
見えてくる気がします。
周りに騙されていくカイジに、昔の自分の愚かさを重ねてしまう苛立ち。
いつカイジが自分のように闇に堕ちるのかを期待する愉悦。
そしてそれでも自分を曲げず、信念を貫くカイジの姿に
堕ちてしまった自分の弱さに対する怒りを
無意識に感じているのかも…。
今のままでは、会長にとってのカイジは
ただのお人好しの負け組ですが
カイジが這い上がってきて会長とのリベンジで勝った時
その時カイジがどうするかで
カイジにとっての戦い、そして会長にとっての戦いに
本当の意味での決着が付くのかも知れません。