仙台イベント旅行記その5〜被災地の現状〜
今回は被災地への慰問も兼ねての仙台「杜の奇跡」参加でしたが
一泊して時間の余裕もできたので、仙台駅から真東の海岸線の方へも行ってみました。
しばらくは平穏そうな町並みだったので
意外と被害は少なかったのかとも思ったのですが…
フェンスが海側に傾いています。
波は押し寄せるときよりも、戻るときの方が力が強いと言いますが
これが如実に物語っています。
この力でみんな海に流されてしまったんですね…。
瓦礫、特に車の残骸が凄かったです。
一箇所に集めてあるところもあるのですが
手が間に合わないのか、未だに田んぼのど真ん中に置き去りにされているものも
結構ありました。
惨状を目の当たりにして暗澹たる気持ちでしたが…。
瓦礫の撤去と平行してに町の再建も始まっていたようで
すでにかなりの数の家屋が建てられていました。
あの大震災から3ヶ月ちょっとで、もうここまで…!
日本の底力はすごいです!!
考えてみれば、焼け野原になった東京をわずかな年月で
世界有数のメガロポリスにしたのも日本人ですもんね。
逆境でこそ真価を発揮する民族とでも言いますか…みんなカイジですねw
昨日のサッカー女子ワールドカップで優勝したなでしこジャパンも
過去の対戦成績0勝21敗3引き分けと
絶対勝てないと言われたアメリカを打ち破って見事に優勝したわけで
被災地の人々も大いに勇気付けられたと思います。
努力と忍耐と根性は、まさしく日本の美徳です。
国が豊かになって失われつつある部分も大きいですが
こういう時に底力を発揮できるのだから、まだまだ捨てたものじゃないはずです。
何よりもまずは行動!ですね。