台湾部屋探しの旅 最終回「ついに我らの城がっ…!」
前回までのあらすじ
台湾に前線基地を築くべく、賃貸物件を探す魔公子としゃいあん氏だったが
台湾の賃貸事情は日本と違って探すだけでも一苦労。
さらに外国人が借りるという事情から、契約可能な物件は一つも見つからなかった…。
そして板橋地区の物件は全滅。
南勢角に最後の望みを託すのだが…
こちらの物件も既に契約済みが続出し、いよいよ本当に最後の1つになってしまったのであった。
魔公子は今年の抱負を達成できず、このまま台湾の地で果てるのか!?
17日夕方、いよいよ最後の物件にまんじゅうさんが電話を…。
ずいぶん長い間話していましたが、自分は中国語も台湾語も分からないので
ただひたすら祈るばかり…。
そして数分後、電話を切ったまんじゅうさんは…
「ふぅ…。やっぱり大家さんは渋っていたんですが
『台湾の語学を勉強したがっている純朴な、とても純朴な日本の青年達なんです!』
って説得しました」
まんじゅうさん、あんた神だよっ!!!
てなわけで、純朴な学生の魔公子さん達は物件を見に現地へ。
もっとも、この状況では契約できるのならここにする以外
もはや選択肢はないのですが。
現地に行ってみると、物件は新築の高級マンション!
警備員が24時間体制で警備している上に
住民が使用できるジム、カラオケルーム、ダンスホールまで付いてる!
ジムには卓球台とビリヤード台まで!
屋上は庭園みたいになっていて、出入り自由でした。
こ、これは、さすらいのハスラー気分でビリヤードに興じたり
空中庭園で夜景を眺めながら、ワイングラスを傾けたりなんていうプレイもやり放題!?
部屋の方は、20畳はありそうな大きなリビングに、システムキッチン付きのダイニング
8〜10畳の部屋が2つと6畳くらいの部屋が一つ。
さらにトイレと風呂のユニットバスと、トイレとシャワーのユニットバスが一つずつ付いてました。
備え付けのエアコンやトレイは全て日本製です。
これで家賃は23000元(約66000円)!!
こりゃもう契約するしかないよね?
てなわけで翌日正式に契約する事を約束して任務完了!
自分は翌日の昼便で帰らなければならなかったので
その場にはいられなかったのですが、無事契約出来たとの事です。
契約の時にはakiさんにも色々とお世話になりました。
どうもありがとうございます!!
今回の事でとても勉強になりましたが
事情が違う海外で家を借りるというのは、ものすごく大変な事です。
賃貸事情が違うので、まず空いている物件を探すこと自体が大変ですし
やはり外国人が契約するというのは、とてもハードルが高いです。
今回うまくいった要因は、運が良かったという事も小さくないですし
何よりも台湾にいる友人達が協力してくれたからです。
お世話になりまして本当にありがとうございました!!
これで台湾に基地ができましたので
イベント前の宿泊のみならす、向こうで原稿を描く事も出来るようになったわけです。
台湾は冬でもかなり暖かいですし、飯は美味しいし安いし
みんなとても親切だし、しばらく向こうで暮らしてみようかなぁ。