衆院選

民主が大幅に議席を増やすものの
３分の２に迫ることは無いと予想していたのですが…。
世論は消極的民主支持だと思っていましたが
聞いたことも無い民主の新人に、自民の重鎮が次々に負けていることを考えると
自民党に対する不信、というか憎しみは相当深かったようです。

１００年に１度という経済危機の重大な時期に
政権維持を優先した上に結果を出せず
選挙が不利になると内紛に明け暮れ、最後には怪文書の発送…。
麻生さんはマスコミに足を引っ張られた部分も大きいと思いますが
自民党の内紛は自分達で勝手にやったことですし
国民から「ふざけんな！」と言われても仕方が無いように思います。

ただ、それで民主党にここまで票が集まるとは…。

それと気になったのは、一般世論では自民不支持が多かったのに対し
ネットユーザーの間では民主不支持が圧倒的でした。
これは前者がマスコミ報道に影響されたのに対し
後者がネット情報に影響されたからだと思われますが
投票率が前回を上回る見込みで、民主が圧倒的だったということは…？

ネットユーザーというと、１０代〜３０代後半あたりの世代が多いと思います。
現３６歳あたりが第二次ベビーブームですから
決して少ない数ではなさそうです。

ネット内世論と一般世論との差異、ネットユーザーが選挙に与える影響力など
色々調べてみると面白いかもしれませんね。

ともあれ結果が出てしまった以上、民主党が日本国民が選んだ与党なわけです。
ヤバそうな感じもしますが、予想だけで非難するのもおかしいですし
まずはお手並み拝見といったところですね。