魔公子の日記

同人サークルRED RIBBON REVENGERのサークル情報他、台湾、香港、韓国、中国、ヨーロッパなどの旅行日記、日々の戯言などw

雛見沢旅行記その2

makoushi2008-07-16

昨日の日記の続きですが
雛見沢の元になった白川郷の周りにも
かつては多くの村や集落がありました。
しかし過疎化から離村したり、ダムの底に沈んだりして
今ではほとんど残っておりません。
そんな村から合掌造りの建物を移築して資料館にしたのが
白川郷内にある「民家園」という施設です。


その中に今はもう無い「桂」と言う場所の資料がありまして
分校最後の生徒となった子供が、村を去るときに書き残した文がありました。


 ぼくらは桂のこどもです
 小さな 小さな 仲間です
 けれど僕らに山がある
 ひろーい ひろーい 空がある
 大きい 大きい 夢がある


思わずジーンときてしまいました。
ひぐらしの原作者の竜騎士07さんも、ここには訪れているでしょうから
この文はひょっとしたら、圭一たち部活メンバーの誕生にも
なんらかの影響を与えているのかもしれませんね。


このエピソードは都会には無縁の話に思えますが
最近は少子化や財政難から、都会でも学校の統廃合が進みつつあります。
親しい友人と離れ離れにならなければならない子供達の気持ちを考えると
本当に不憫でなりません。


昭和の終わり頃は「輝く21世紀〜♪」とかいうCMも流れていて
次世紀を担う子供達に明るい未来を! みたいな事を言っていましたが
現状は学校は無くなり、教師も親も質が低下する一方。
採用教員の半分が不正合格とは…(大分だけとはとても思えないです)
おまけにCO2だの温暖化だので、そもそも21世紀が越せるかどうかも
定かではありません。


大人の責務というものを改めて考え直させられました。