狼と香辛料
今日はサンデー買ってき忘れちゃったので
昨日の晩見た「狼と香辛料」の感想でも。
(以下ネタバレあり)
今回の話は新キャラの羊飼い少女ノーラが加わっての3人旅。
ノーラが加わるのを快く思わないホロを
妬いているのだと判断したロレンスだが
賢狼ホロの意地悪な口撃にバッサリと切り捨てられる。
ここがこの作品の面白いところで
ハッキリと妬いている描写はないのだが
所々でなんとなくそれとわかる描写を入れているのである。
極めつけは、ノーラとの会話を楽しんだ挙句
「久々に普通の娘との…」と余計な一言を洩らすロレンスに対して
ノーラは本当は話すのを嫌がっていた、と嘘を吹き込むシーン。
第2話の「自分は人の嘘を見抜ける」という発言を有効利用して
意地の悪い口撃をするホロに
賢狼らしからぬ子供っぽさが見え隠れするわけですよ。
ノーラと別れた後、やたらとロレンスに甘えるホロが
めっさ可愛いかったなー。
しかし、恋は惚れた方が負けとはよく言いますが
そういう意味では条件が対等なのに
ロレンスが連戦連敗なのはどういう訳か…
ホロにも寂しん坊という弱点があるので、そこを突けば勝機はあるのだが
それをしないのはロレンスの優しさなのか、
それともすでに深層意識に上下関係を刷り込まれているのか?(笑)
とくかくこの二人の会話は聞いていてとても楽しいので
敵とか陰謀とかいらないから、何でもない話を続けて欲しいですなー。